年末釣り納めのブリ祭りに味を占めて

今回もブリ狙い一本勝負！

保険の小アジは積んでいきません。

諸般の理由で欠員が出たので今日は少数精鋭部隊？の４名。

割高になる料金を魚で倍返しの意気込みで臨む。

６：３０夜明け前　

まだ暗いうちに出船。

今日は西風なのでべた凪のはず。

土曜日なので何隻かはブリ狙いの船がでるはずだろうから

情報を交換しながらブリ捜査網を張って

狙いをしぼっていけばそのうちいいナブラに当たるはず。

朝船頭さんが無線でやりとりしている。

他の船は

アオリやったり

カワハギやったり

根魚狙ったり

掛かり釣りしたり

ブリを狙いにいく船は …

１隻もなし！！

ベイトのサバはアジやイワシのように瀬に付いているわけではないので

広い太平洋の中から探し出さなければならない。

うまく見つけられなければ仕掛けを投入することなくひたすら彷徨い続けることになる。

たとえいいナブラを当ててブリをヒットさせたとしても

やりとりをしている間にベイトを見失ってしまえばまた最初から。

複数の船でベイトを探せば見つけられる確率も高くなる。

またやりとりをしている最中も他の船がベイトの位置を知らせてくれる。

１隻ではそれができない。

広い広い太平洋に八千代丸一隻のみ。

ベイトのナブラを探しあてることができるか。

砂場におちたゴマ粒をさがすようなものかもしれない。

漁礁のそばで小アジらしき反応。

その下にちょっと怪しい反応も …

Ｋさんのベイトも掛かっていない竿にアタリが

この引きは

やっぱりマンタ（ナルトビエイ）だった。

この漁礁をあとにさらに南下。

どこまで行っても見渡す限り　他の船は見えない。

太平洋ひとりぼっち。

年末のブリ祭り会場宍喰沖まで行ったがどこにも反応なし。

仕掛けを入れることなくＵターン。

いつまでたっても船は止まらない。

今日はクルージングで終わるかもと　船頭さんも苦笑。

船上にも重い空気が漂う。

１１時になっても今日はまだ１匹も魚掛けていない。

ベイトのサバすらも…

撃沈モード全開

こんなことなら小アジでも積んでおけばよかったかと内心思い始めたころ

大島方面に向かって帰っている途中にお宝ナブラらしきもの発見？

ベイトを押さえ込むええ映りしとるからやってみて～

ふとまわりを見るとみなさんの竿が曲がっている。

３人同時ヒット＆キャッチ！！

私一人蚊帳の外。

サバもブリも居ることがわかった。

さぁ勝負はこれから。

昼前になってようやく私にもアタリが。

最初の１本なので慎重に。

今年最初のブリヒット。

メーター＆１０ｋｇ　には届かないが

まずまずの手応えであった。

このナブラを当てていく間は食いが続きそうな予感。

ここから怒濤のブリ祭り

サバが付いたら底まで落としている間にヒット。

まっ　メジロですが …

いい感じで曲がってます。

魚が引っ張ればラインが出るようにドラグを調整しておき

あとはロッドの弾力と電動リールのパワーでじわじわ浮かせてくる。

ロッドの角度を一定に保ちポンピングなどをしないのがバラさないコツ。

年祭りのブリ祭りでは大半が９０ｃｍ級であったが

ここの魚は１学年下のようで

メジロの中にブリが混じるといった感じ。

サイズも太さもまちまち。

３人同時ヒット＆キャッチ。

一流しごとに必ず誰かが竿を曲げている状態が続く。

アタリが止まらない。

サバが付いたら必ずアタリがある。

仕掛けを落としている最中や回収中にもヒットしてくる。

日本各地で寒波のため気温が上がっていないようだが

ここだけは別世界。

まさかのべた凪。

暑いので途中から防寒着脱いでの釣り。

ベイトの付きが悪いと釣り上げていたサバを付けて落とすと

百発百中でヒットする。

何百？何千匹？のメジロ・ブリが底で待ちかまえているような感じ。

最後の流しでもとどめの１匹。

心地よい疲れとともに

１６時納竿

結局今日は最初から最後まで１隻だった。

ベイトを見失うことなく１隻で当てられた。

たくさんの船で魚にプレッシャーを掛けることなく釣りができたことや

人数が少なくライントラブルなどが少なかったことが

好釣果につながったのかもしれない。

船中４人でメジロ～ブリ（メーター・１０ｋｇ超まで）　２９本

午後からは納竿までずっと入れ食い？状態だった。

船備え付け１６０Ｌクーラー＆８０Ｌクーラー×２が満タンに。

棺桶クーラーにもさすがに入りそうにないので

冷凍長さんに頭と内臓を切り取ってもらい

何とか押し込んだ。

一時はどうなることかと思ったが

終わってみれば結果オーライの大漁だった。

まだまだいけそうブリ祭り♪

本日の釣果　メジロ～ブリ　～９４ｃｍ　１１匹